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2010年10月

2010年10月28日 (木)

5年ぶりのターマックラリー

ことし4戦目の出場はターマックラリーだった。

ターマックラリーなんて本当は走りたくないcrying
あまりにタイヤのグリップが高いので、ダートみたいに手前から姿勢を作れないし、手前で姿勢を作れないからフロントタイヤのグリップに頼って走らなきゃいけない。
しかも今のSタイヤの性能たるや、そりゃ凄いものがあるから、タイヤを滑らせて…なんてまったくできない。

なので、完全フロントに頼り切った走りをしてる状態で、いきなりフロントタイヤが砂とか落ち葉とかに乗って滑り出したら、もう何もできない。
そのままアンダーを出してガードレールに真っ直ぐ…っていうのが関の山だ。
ダンロップのエンジニアに聞くと、今は4輪とも同じサイズを装着するのがセオリーだそうな。
リヤは少しサイズダウンして多少は滑らす…という手法はもう古いらしいcoldsweats01
(そんなことを考えること自体、やっぱりオレは昭和のドライバーなのか…despair
4輪を完全にグリップさせてグリグリっと走った方が速いという。
つまり、さらにフロントタイヤに何かがあったら完全にお手上げ状態、ということだ。

だけど、ことしの始めにスポンサー様に言っちゃったんだよなぁ…。
「ことしはターマックラリーも1戦ぐらい出て勝負しますsign01note」って…。
はぁ…。

本当はギャラリーも多いし、新城ラリーあたりに出るのが妥当なんだろうが、とてもあの狭くてタイトで泥がたくさん出て、しかもコケが生えてるようなG林道なんて走りたくない。
以前に知り合いのドライバーがG林道で泥に乗ってコースアウトしたインカービデオを見せてもらったこともあるけど、あるコーナーなんてラリー車の墓場になってたしhappy01
そいつだってターマックスペシャリストだったのにsign01だ。

というわけで選んだターマックラリーは伝統のハイランドマスターズup
まぁ新城じゃなくたってターマックラリーは嫌いなので、あまり違いはないかもしれないけどねsad
でも、はっきり言ってターマックで勝負できる状態ではとてもなかった。

まず5年ぶりのターマックラリーなのに一切の練習なしsign02
さらに、タイヤもいつの間にか進化していて、03Gっていうまったく履いたことのないタイヤcoldsweats01
当然事前のテストもなし。
加えてマシンもシリベシで最後のクロスを壊しちゃったもんだから、ノーマルミッション。
ターマックラリーでのクロスの効果はかなり大きいから、これだけでかなりのハンデを背負ってしまった。
さらに足回りもターマック専用タイプなんて持ってないので、グラベル用を使って車高を下げただけ。
唯一変更したのはフロントスタビをターマック用の太いタイプに変えたぐらい。
(これだってチーム監督の温情にすがった借りモノweep

そんな仕様で挑もうっていうのは、はっきり言って自分でもナメてるなぁって思います…scissors

一応、行きの安房峠でちょっとだけタイヤの感触を見て、せめてリヤタイヤだけでもエアテストをしたいので攻めながら現地へ。
リヤタイヤのエア圧は、高めにすると確かにテールは出やすくなるけど、挙動はピーキーになって扱いずらいことが判明。
かなり低めにして、粘らせた方が安心して踏めることが分かった。
まぁそれも焼け石に水って感じだったんだけどね(爆)。

で、いよいよ現地で準備。
P1000327_2
まぁタイムはともかく、車高を落として太いタイヤを履くと、確かに格好は良くなったhappy02
今回はTACもサービスに来てくれて助かったし。

もっとも、ラリーが始まると、そんなのんきなことは言えない状態ぐらい激遅だったcrying
なにせ、パルサーでのターマックラリーは10年ぶり。
しかもタイヤが進化しているので(マーチの最後は02Gだったし、パルサーのときは01Jだった…)、限界がどのぐらいにあるのかさっぱり分からない。
ダンロップのエンジニアに言わせると
「このタイヤは下りで威力を発揮するから」
とか。
つまり下りで踏めsign01と言われているわけだが…。
そう簡単に踏めれば苦労はないgawk

最初なんか中速の上りコースだったけど、トップのメロンからは6.5キロでなんと20秒落ち。
つまりキロ3秒以上。
もちろんブッちぎりのクラス最下位タイム。

せめて下りだけは…なんて思っても、やっぱりトップとの差は似たようなもの。
まぁ何本かSSを消化していくと、何となく「まだ行けるんだな」っていうのが分かってきて、もっと攻められるようにはなった。
下りでは最下位に近いタイムっていうのは変わらないんだけど、何とか人並みのタイムでの最下位に近づき、2回目の下りではついに最下位脱出sign03
と言っても、ほとんど最下位に近いことは間違いないんだけどね…。

暗くなった上りでは、自分のタイムはそれほど変わってないんだけど、回りの連中がちょっとだけ遅くなったみたいで(原因は不明)、なんと山口のトップドライバーSさんや、シリーズリーダーひできんぐにも勝ってしまったsmile
もっとも喜びもここまで…。

あとは結局、どう頑張っても似たり寄ったりのタイムしか出ない。
15キロのロングSSなんて、トップのメロンからはキロ4秒も離されてしまった。
そういや、そのメロンくん、もちろん今回も優勝してターマック全勝記録を打ち立てたんだけど、スタート時はオレのすぐ後ろのゼッケン。
きっとロングだと追いつかれるかもしれないと思い、迷惑をかけるのも何だし、SS2からは前に行かせてやった。
たまたまSS1のゴール時刻が前分と次分だったので、次のTCインタイムが後ろのメロンと同じだったから、特にペナルティも受けなかったしね。

まぁ屈辱には違いないけど、ラリホのときはこっちが同じようなことしたしhappy01
ラリホじゃ20キロのSSで、2分前にスタートしたメロンにこっちがゴールで追いつく感じだったから…。
単純に計算すれば20キロで120秒つめたわけで、そうなるとキロ6秒の差。
逆に今回のオレとメロンの差よりも大きいぐらいだ。
まぁメロンも性格はいいヤツで、
「ラリホのときの差を考えれば今回の差でも追いつきませんから」
なんて慰めてくれたけどね(笑)。

まぁそんなこんながあったんだけど、やっぱり投入した予算は決して少なくない。
プライベーターで参加してる以上、すべての経費はこっち持ちだし…。
なので、せめて1点でも…という願いが通じたのか、最終的には2位を走っていた大山キングがオーバーヒートでリタイヤし、10位を争っていた九州の重鎮、ヒラジイとの競り合いにも勝ち、かろうじて10位でゴールして1.2点をゲットすることができた。

まぁ情けないラリーになったけど、今回で分かったこともある。
ターマックばっかり走ってたら、そりゃダートは走れねーだろうな
ってことだ。
確かにターマックラリーでのあのスピード感をものともしない突っ込みは凄いけど、手前から姿勢を変えていく走り方なんかしないんだから、ターマックばっかり走ってたら、そりゃダートなんかいつまでたっても絶対速くならないだろう。
うちのキンなんかもまったくそのとおりだし…。

あ、もちろん今のは負け惜しみですのであしからずcoldsweats01

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