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2013年4月

2013年4月30日 (火)

そういやオレにもそんな時代があった

さっき、いきなり携帯が鳴った。
「もしもし?」
「やりました~!」
「ん? おまえ、誰?」
「あっ、すいません、山●です」
そいつは、最近うちらのチームに入った若手だった。
某メーカー系のT●Dというスポーツパーツメーカーに去年から就職したチーム員で、CJミラージュに乗ってる若手だったんだが…。
「あ、なんだ。一体どうした?」
「やりましたよ!」
「ん? 落ちたのか?」
「ち、違いますって。入賞したんです」
「にゅ、入賞? 一体何の話だ?」
「いやね、ラリーで入賞したんですよ。で、嬉しくてぜひご報告したくて」
「は? なんだよ、救援コールかと思ったぞ」
「す、すいません」
「で、何位だったんだ?」
「4位です」
「な、なんだと?」
「は?」
「おまえ、取っちゃいけない4、7、11って言葉、知らないのか?」
「な、なんすか? それ」
そいつはこの土日で開催されたカーボンオフセットラリーに出場して、どうやらBクラスで4位に入賞したらしい。
まだまだ走りは全然って感じで、 ただ練習にはちゃんとついてくるし、やる気は満々って感じの若手だ。
まぁ最近はこういう若手は少ないし「しっかり育ててやらないとな」なんて偉そうなことも考えていたんだけど、ラリーでは初入賞らしく、嬉しくて報告してきたらしい。
まさか4位で報告してくるとは思わなかったけど(笑)。

もっとも、オレだってそういう時代はあったっけ。

取っちゃいけない4、7、11って言うのは、あとひとつ順位が上なら、11位はポイントがない、7位は表彰されない、4位はメダルがない…ってこと。
今は参加者が少ないから、もうちょっとラクなのかもしれないけど、それでも4位に入ったぐらいで電話をしてくるっていうのは、オレ的に言えば「いちいちそれぐらいで報告してくるな」ってことになる。

オレだって、そういう時代はあった。
「あいつがいなけりゃメダルだったのに」とか
1秒差で4位になって
「あそこでブレーキもっと我慢してりゃ3位だったかもしれないのに…」
なんてことは何度もあった。

初めて2位に入賞して(それも東京チャレンジシリーズっていう、今で言えば県戦シリーズなんだけど)銀メダルをもらったときはもう嬉しくて嬉しくて、帰るときはずーっとそのメダルを首から下げてたもんだ(笑)。
それも、ラリーを始めてから5年目(初の金メダルは7年目だった)。
今は初メダルを獲るのにそんなに時間はかからないかもしれないけど、当時は層が厚くてメダルなんかそうそう取れなかったもんだ。

ラリーが終わったあとに、そのままメンテしてもらってるショップに報告のために帰ったときも、その銀メダルを首から下げて入っていった。
「なんだ、おまえ?」
とか言われたけど
「おーっ、やったな!」
という店長の一言がすげー嬉しかったことを覚えている。

確かに4位に入って嬉しいのは分かるけど、どうせならメダルを取ったときに報告して欲しかったぞ。
もっとも、こいういう「メダルがあと一歩で取れなかった」っていう悔しさがモチベーションになるのも間違いはない。
オレだって「もうちょっと踏んでれば」とか「もうちょっとブレーキ我慢してれば」なんて思ったことは数知れず。

だから山ちゃん、次はぜってーメダルを目指せよ。

ちなみに某ワールドチャンピオンに
「メダル取れたのか?」って聞くと
「は? 今はポディウムに上がれたのかって聞くんだよ(笑)」
なんて言われたことがあるけど…。

オレ的にはやっぱり3位入賞は「メダルが獲れた」でしょ。
だってオリンピックだってそう言うもんね。

もっとも、最近自分ではメダルが獲れてないので

ぜひまたチャレンジします。

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