みかぼラリーに参戦してきた
先日は群馬戦の最終戦にナビとして参加してきた。
自分たちと懇意にしてもらっているシャフトのチーム員であるE藤くんからのオファーだ。
E藤「すいません、ナビをお願いしたいんですが」
オレ「あ、何? そんなに勝ちたいの?」
E藤「あ、い、いや、そ、そうですね、はは」
まぁいい。 オレが乗る限りはぜってーに勝たせてやるぜ、がはは。
と思いつつオファーを受けた。
しかもオールギャランティだし。
オレさまのスーパーナビゲーションを見せつけてやるぜ(爆)。
もっとも、あとから聞いた話じゃ、だいぶ話が違っていた。
数日後にうちのチームのサクセスの後輩から電話がかかってきた。
後輩「あ、オレ、乗れなくなったんで、E藤さんのナビお願いしますね」
オレ「は? ホントはおまえが乗るはずだったのか?」
後輩「いや、自分の前にも何人かオファーしたらしいんですけど、みんなに断られたみたいっすよ」
オレ「だとすると、オレが最後ってわけか?」
後輩「はは・・・まぁそうなりますかね」
なんてこった。
結局タライ回しで最後にオレのところに回ってきたってことか(泣)。
もっとも、E藤くんの名誉のために言っておくと、ことごとく断られたのは、決してE藤くんが嫌われているわけじゃなく、単にみんなの時間的都合がつかなかっただけだ。
まぁ、そういう意味じゃオレが一番不定期な仕事をしてるし時間を持て余してるからな(爆)。
これがE藤くんのシビック。
E藤くんは「さんぺーです」のさんぺーに似てるヤツで、性格もおとなしくて控えめなヤツ。
オレとしても、E藤くんには頑張ってもらいたいと思ってるし。
でも、乗ると決めたからにはちゃんとやったつもり。
もっともラリーが始まるといきなりSS1から大チョンボをしてしまうんだが。
っていうのも、SS1のスタートにはなんとオレの天敵? アキラがいやがった。
オレがナビで出てることは先刻承知のうえだろうが、オレが来たらひとこと言ってやろうと待ち構えていたらしい。
カードの受け取りは大竹くんかーちゃんがやってくれたんだが、
「アキラさんが1000円返せって言ってますけど・・・」
げっ、忘れてた。
そういや、去年のこのラリーじゃオフィシャルで参加したんだが、そのときに肉をたらふく食わせてもらった。
で、本当はひとり頭1000円を払わなきゃいけなかったんだが、オレは払わずに帰ってきたので、アキラから「来年来たら払え」と言われていたのだ。
そんなことはすっかり忘れていたオレは、その一言で完全にパニック。
う~ん、1000円をどうする?・・・。
いや、待て、ここはまずはペースノートに集中しなきゃいかん。
だがラリーが終わったらアキラが待っている。
う~む・・・まずい・・・。
だが、さすがはオレだ(笑)。
とりあえずSS1の走行中はペースノートに集中した。
どうせアキラのことだ、ゴールした頃にはきっと忘れてるさ・・・。
という自己暗示にかけ、ペースノートに集中しすぎたのがまずかった。
E藤くんがズザーって止まったので、お、もうゴールか、と思ったら・・・。
なんと! そこはフライングフィニッシュだった!
オレは勉強不足で知らなかったのだが(いっつもコドラ任せにしていたので)、フライングフィニッシュで停まってはいけないらしい。
つまりそこがフィニッシュラインで、停まったら失格。
どうやらE藤くんは、手前の黄色看板をフィニッシュラインと間違えたらしい。
オレはペースノートに集中しすぎるあまり、その黄色看板を見ていなかったのだ。
本職のコドラだったらフィニッシュも気が付くんだろうけど、何せオレは即席コドラだったので、とにかくペースノートを読むことに集中しすぎていたわけだ。
はっと気が付くとオフィシャルが「早く行けっ」っていうゼスチャーをしている。
なんとかすぐに発進して本当のフィニッシュの計時車まで移動。
なんとか失格は免れ、とりあえず6位で完走。
あとで審査委員長のO口さんにはこっぴどく叱られたが・・・。
正直に言いましょう。
あのとき、実は停まっていなかったのです。
時速0.000001Km/hで動いていたのだ(汗)。
って言っても誰も信じてくれねーだろーなー(爆)。
ただ、その後のSSではE藤くんも泥に乗ってスピンしたり、土手にヒットしたりでバタバタで、結局6位でフィニッシュ。
表彰も5位までってことだったけど、5位とは20秒差。
スピンしたときのロスが20秒くらいだったので、スピンしなきゃ・・・って思うけど、タラレバはラリーではご法度。
とりあえず無傷で完走できたことに感謝しよう。
もちろん、表彰式のあとはみんなと大宴会。
どうやらアキラは案の定1000円を忘れてくれたようだ(笑)。
おかげで宴会はものすごく楽しかったよ。
アキラ、来年は利子も含めて
2000円払うから許してくれや(爆)
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