不本意ながら・・・???
この週末は、本当は自宅のボロアパートで独り寂しくカタカタと原稿を書いているつもりだった。
ところが、P●編集部で打ち合わせをしたら、たまたまある企画で取材をするために話を聞かなきゃならない人たち数人が、福島の全日本ラリーの会場に来るってことが判明。
「だったら、金曜はみんなも時間に余裕があるだろうし、ここはひとつラリー会場で取材した方が手っ取り早いのでは?」
とはP●編集長のまんもさん。
本来、オレ的にはできることなら全日本ラリーの会場には行きたくなかった。
だって、みんなが楽しくラリーやってるのを見ることほど辛いことはないからね。
「なんでオレは選手としてここにいないんだ・・・」っていう思いで胸が張り裂けそうになるからだ(これ、結構マジです)。
もっとも「背に腹は代えられない」というコトワザもある。
最近は収入も激減してるし(泣)、そんなことも言ってられない状況だ。
(ラリー参戦なんて夢のまた夢になっちまいそうだが・・・)
というわけで、仕方なく「金曜だけ」ルネサンス棚倉に行くことにした。
まぁ取材はとりあえず無事に終了。
懐かしい連中にもたくさん会えた。
ラリーは見たくない、とは言いつつ、やっぱり昔一緒に走った連中とは笑って話しをしたい。
バカ話してると、やっぱりオレのケタケタ笑いがさく裂してしまう(爆)。
昔から「おまえはサービス会場のどこにいてもすぐに分かるな」とはN●S御大T氏の言葉。
で、今回も同じことを言われた気がする(笑)。
やっぱりラリー仲間と話しをするのは楽しかった。
ただ、取材が終わればオレは金曜日中に帰宅するつもりだった。
で、ヘッドクオーターに挨拶しに行くと・・・。
っつーか、ヘッドクオーターに行ったのがすべての間違いだったな(笑)。
今回のラリーはオフィシャルに群馬の連中も駆り出されていたんだが、なんとその中にオレの天敵が。
最近、群馬の天敵は5人に増えた。
以前はあきらだけだったんだが(笑)、最近は丸山田にテシ&フナツも加わってしまった。
あ、丸山田ってのは2人ね(爆)。
で、ヘッドクオーターにはそのうちのふたり、テシ&フナツが・・・。
オレ「お、久しぶり」
テシ「今日は何しにきたんだ?」
オレ「取材だよ、取材。でも、もう帰るけどね」
フナツ「うそだろ? 明日、オフィシャルやってけよ」
オレ「何? だってオフィシャル登録してないし、タバードだってねーよ」
とうまく断ったつもりだったのだが・・・。
なんと群馬のボス、T桑さんが・・・。
「あ、じゃぁ用意するから(笑)」
(マジか?)
オレ「で、でも、やっぱり帰って原稿書かないと・・・」
テシ「どうせテキトーなことしか書かないんだろ? 今日は泊まっていけ」
オレ「そうれはそうなんだけ・・・い、いや待て、そんなことはないぞ」
フナツ「まぁいいから、今夜はみんなで飲むよ。酒はたんまりあるぜ? なぁ一緒に飲もうぜ!」
オレ「さ、酒かぁ・・・(ゴクッ)」
というわけで、タダ酒を飲ませてくれる代わりに、あっさり翌日はオフィシャルを手伝うハメに・・・。
でも、やっぱり夜は楽しかった。
酒だけじゃなく、肉も食わせてもらったし(汗)。
バカ話からまじめなラリー談義まで、やっぱり時間を忘れるね。
で、結局2時まで飲んだけど、翌日は5時起きで睡眠時間は3時間。
2週間前にはアッスルの先行車をやったんだけど、そのときも酒まみれになって睡眠3時間だった。
なんだか週末はいつも3時間しか寝てないような気がする(笑)。
でも、一応オフィシャルの務めは果たしたつもり。
オレがいたのはSS1のフライングフィニッシュで、テシ&フナツと一緒。
タイムは基本的に光電管で計測するんだけど、万一計測できなかったときのために、バックアップとしてストップウォッチと光電管を手動で動かすスイッチがあるので、そのふたつのスイッチを押す役目を授かった。
でも、もし光電管がうまく作動しなかったら、自分のスイッチを押すタイミングで計測されるわけだから、それで勝負の明暗が分かれてしまうかもしれない。
そう思うとちょっと緊張してしまった。
まぁSS1は無事に終了。
光電管との差もそれほどなかったし。
2回目は同じ場所でSS5のフライングフィニッシュをやったんだけど、それまでは3~4時間あったので、ストップにいた全日本ダートトライアラーのS藤F彦くんや、オレの元ナビ桝Dなんかと、やっぱりそこでも肉をゴチになってしまった(汗)。
いや、ありがと。
美味しかったよ。
ちなみに、S藤くんはあきらみたいに1000円は請求してこなかったのでホッとしたけどね(爆)。
(ちなみに、あきらには以前の焼肉代1000円は未だに未返納(笑))。
で、肉を食ったら今度は爆睡タイム。
気温も25度程度で天気もいい。
木陰で椅子に座ってると、マジで気持ちよく寝れるな(笑)。
もちろんSS5だってちゃんと仕事はしたよ。
だけど5番目に来たア●イだけは、砂利を吹っ飛ばしてテシの顔に石が当たるわ、光電管は吹っ飛ばすわ、もう大変だった(笑)。
だけど、やっぱヤツははぇ~な。
フィニッシュラインは左3ぐらいのコーナーの進入あたりに設定してたんだけど、JN6のトップ連中なら、ちょうどフィニッシュラインあたりから姿勢を変え始めてクリアしていく。
でも、ヤツだけはもっと手前から姿勢を変えてるので、光電管が吹っ飛んだり石が飛んで来たってわけだ。
(テシは相当憤慨してたが(笑))
金曜日はP●の撮影班の付き添いでア●イのクルマにインカーカメラを搭載させてもらったんだけど・・・
「おい、インカーカメラつけてもいいか?」
「嫌だよ」
「オッケー、じゃ、つけるな」
なんていう何とも噛み合わない会話もしてしまったが(爆)。
「嫌=オッケー」はア●イ語ということにしておこう。
あいつ、本当に国立大出てるのかね(爆)。
ま、そんなことはどうでもいいんだが(笑)、オフィシャル作業は無事に終了。
SS終了後にはオフィシャルが集合してお疲れの挨拶をしたんだけど、オレらが担当したSSのスタートには丸山田もいたみたいで、そのときはあきらを除いた群馬天敵四人衆が集まってしまった。
で、FBにはいろいろ写真をアップされたんだけど、まぁ案の定たくさんいじられて終了。
四人衆は「今日も泊まっていくだろ?」なんて言っていたが、さすがに2泊は辛い。
ということで、なんとか土曜だけで帰ることができた。
(結構、誘惑には負けそうだったけど)
でも、不本意ながら・・・楽しかった。
そして、不本意ながら・・・また呼んで欲しいと思ってしまった(笑)。
オレってなんて情けないんだ。
でも・・・
次は選手で現場にいたいものです。
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